へんごく(変を極める)

人類最ADHDの男の変極、いざ!

那須川vsメイウェザーを見て思った事(K-1、PRIDEファンの意見)

結果は妥当だろう。天才とはいえ所詮島国のキックボクシングのチャンピオンが、階級が上の5階級制覇、しかも史上無敗の最強ボクサーと、ボクシングルールでやり合ったら当然負けるだろう。

ただ意外だったのは、メイウェザーが初っ端から思った以上に攻めてきた事。

俺はてっきり、ずっとメイウェザーが逃げ回ったりふざけたりして終わると思ったが。

結果としてとんでもない絵を見れてよかったが。メイウェザーは今後同じような試合で稼ぐためにも、その強さを満天下に知らしめてやろうとでも思ってたのかな。

それにしても、ボクシングファンはさぞ留飲が下がったろう。思う存分下げたらいいと思うよ。今回のことはK-1がさんざんやってきたことだからね。K-1のルールに、さんざんボクサーを呼び寄せては、魔娑斗なりにKOさせてたからね。そのたび、ボクサー、ボクシングファンがいい気分でなかったであろうことは容易に想像つく。

 

相手がメイウェザーといえど天心ならばと、俺も少なからず思ってしまったが、これが現実なんだろうな。ボクサーの世界ランカーは人ではない。その中の頂点だろ。もう神の領域だろ。勝てないわな。キックボクシングルールならまだしも。

 

ただ、階級上と戦わせるなは、ちと異論を挟みたい。ボクシングはスポーツである以上にやはり格闘技だからな。むろん、プロスポーツはファンあってものだし、選手の安全性を考慮すれば、この試合は組むべきではないのだろうけど、やっぱり格闘技は無差別級の概念もどこかに置いておいてもらいたいというのが個人的な意見。ガオグライゲンノラシンの例もあるし、UFCも元々は無差別級トーナメントから始まったろ。そして、優勝したのは、大してでかくないホイス・グレイシー。格闘技が弱者が強者に勝つために編み出されたものとするならば、やっぱり体重差の概念は捨てるべきだと思うけどな。

 

そして、挑んだ那須川は素晴らしかったな。試合後の涙見て、何で強いのか分かった気がする。メイウェザーにボクシングルールで負けて、あそこまで悔しがれるなんて凄い。とんでもねぇ。

 

それにしても衝撃だった。体重差も影響してるのだろうけど、あの天心があんな風にのたうち回るなんてな。びっくり仰天すってんころりん!!